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论文题名(中文):

 三岛由纪夫《金阁寺》论    

作者:

 许荣男    

学号:

 2015010284    

保密级别:

 公开    

论文语种:

 jpn    

学科代码:

 050205    

学科名称:

 日语语言文学    

学生类型:

 硕士    

学位:

 文学硕士    

院系:

 外国语学院    

专业:

 日语语言文学    

第一导师姓名:

 安勇花    

第一导师学校:

 延边大学    

论文完成日期:

 2018-04-30    

论文答辩日期:

 2018-05-24    

论文题名(外文):

 三島由紀夫『金閣寺』論    

关键词(中文):

 三岛由纪夫 金阁寺 日神 酒神 尼采    

关键词(外文):

 三島由紀夫 金閣寺 アポロ ディオニュソス ニーチェ    

论文文摘(中文):

在日本近代文学史上有着杰作评价的小说《金阁寺》是三岛由纪夫文学作品中的高水准之作。同时,外界对《金阁寺》有着各样的评论和研究分析,包括文艺方面,三岛本人的人生历程,与真实放火事件的比较分析,主人公的精神分析,语用性质以及小说的构造和理论说明等等,这些研究不拘泥在一个方向。从日本和中国的先行研究可以看出,虽然关于《金阁寺》的研究有着一些进展,但是大多集中在“美学意识”和“生与死”方面,而从西方的古典文学为切口的研究就比较少见。

尼采作为现代存在主义代表思想家为大家所熟识。三岛由纪夫自小喜爱阅读尼采的作品,并且从中受到了很大的影响。可以说,三岛在创作和生活上都受到了尼采思想的影响。三岛运用尼采的警句和精巧的散文表现形式进行创作,这种尝试被视为有文学价值的。所以说,利用尼采的理论是可行的。

笔者在本论文运用文本分析法,结合尼采的《悲剧的诞生》中的日神与酒神的理论,在先行研究的基础上,对三岛由纪夫的代表作《金阁寺》进行分析。分析内容包括:小说主人公沟口的心理活动的转变,他的纵火原因。分析之后,得出了以下结论:在《金阁寺》中,日神与酒神这两种形式是同时存在;在小说中,金阁作为日神的形式出现,而主人公的与世界的和解又是以酒神形式存在的。

此外,可以说《金阁寺》这部小说是一个酒神之力破坏与再建的过程。生来身体赢弱、口吃的主人公,因为感情与思想无处传达与发泄,是一个被世界拒之门外的人。而对酒神的追求,可以完成对世界的和解并且获得最高的喜悦。

文摘(外文):

三島文学の金字塔、近代日本文学の傑作として評価が定着している『金閣寺』には、数多くの評論や研究分析が尽きることなく、文芸的なもの、三島の気質や人生との関係から捉えたもの、実際の放火事件と比較したもの、精神分析的な見地のもの、語りの性質、小説の構造や論理を解明したものなど、多岐にわたっている。日中の先行研究を見ると、『金閣寺』に関する研究はだいぶ進んでいるが、ほとんど「美意識」あるいは「生と死」に関する研究に集中しているといってよい。ところが、『金閣寺』研究において、西洋の古典文学の影響から切り開いた研究はそれほど多くない。

ニーチェは現代では実存主義の代表的な思想家の一人として知られている。三島由紀夫は少年期からニーチェを愛読し,大きな影響を受けた。三島は創作の上でも生き方の上でもニーチェの大きな影響を受けていた。彼のアフォリズムを用いた、巧みな散文的表現による試みには、文学的価値も認められる。ですから、彼の理論を利用することは実行可能性を持つと言える。

本稿では、テクスト分析方法を用いて、ニーチェの『悲劇の誕生』のアポロ的なものとディオニュソス的なものの理論を導入して、『金閣寺』に関する先行研究に踏まえながら、三島由紀夫の代表作品『金閣寺』を、主人公の溝口の心理世界の転換、放火の原因の面などから考察した。その結果、『金閣寺』の中に、アポロ的なものとディオニュソス的なものが存在していることは、確実であるという結論が得られた。作品の中で金閣はアポロ的なイメージとして現れ、主人公である溝口の世界と和解したい気持ちは、ディオニュソス的なイメージとして現れている。一方、『金閣寺』のストーリーは、「ディオニュソス的な力の破壊と再建」という過程であるとも言える。体が弱く、生来の吃音のため自己の意思や感情の表現がうまくできない溝口は、世界に拒まれた人物である。ところが、ディオニュソス的なものを追求することによって、世界本体と融合する最高の喜びを得ることができたのである。

参考文献:
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开放日期:

 2018-06-01    

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